横須賀リサーチパーク  Yokosuka Research Park
ゾーン6

無線通信機の発達の歴史

真空管の発達にともない、高性能の通信機が誕生しましたが、第二次世界大戦中は物資に欠き、庶民は経済に苦しみました。それでもラジオ放送を聞けるようにするために、政府は低廉なラジオの製造を指示しました。三極管以下の「並み」の真空管で作られた「並三」、「並四」と呼ばれるラジオが普及しました。

ラジオ用スピーカー
(日本無線㈱ 製)
並四(なみよん)と呼ばれたラジオ
山中電機製「テレビアン」

戦争後、自由に海外の人々とも話ができる、アマチュア無線が爆発的に広がりました。 それまでは軍用の通信機を作っていた米国のメーカーも、アマチュア無線用の受信機を作り、日本製のアマチュア用無線機も安くて高性能でデザインも良く、盛んに輸出されました。

高性能無線受信機
高周波1段, 中間周波2段
ダブルスーパーヘテロダイン
1959年  トリオ製 9R-59
SSB 送受信機(トランシーバー)
1969年 トリオ製 TS-510

半導体の誕生と発達

1947年にアメリカでトランジスタが発明され、またたく間に真空管にとって代わる物となりました。 トランジスタは、真空管のようなヒーターがなく、温度も高くなく、半永久的に使えると評判になりました。間もなく、結晶の上に、たくさんのトランジスタを作る技術 “IC”が誕生し、よりいっそう、電子機器は小型になっていきました。小型化は、さらに高い周波数の信号への利用も可能にしました。


左から ① ゲルマニュームダイオード ② ゲルマニュームトランジスタ ③ シリコントランジスタ ④ 圧膜IC ⑤ 半導体IC ⑥ ロジックIC ⑦ LSI(ゲートアレイ) ⑧ 超LSI(Windows NT μCPU)
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