2024年1月29日(月)横須賀市立大津中学校で開催された総合的な学習の時間の一環である「ポスターセッション」に参加しました。ポスターセッショのテーマは「地域(横須賀)の資源を生かした事業展開の実例と地域への想い」。
・横須賀の魅了や課題から生まれる資源があること。
・横須賀の資源を生かした事業展開が行われていること。
・横須賀・YRPで働く意義や思い。
・技術者として、何のために、誰のために、仕事をしているのか
などを、無線通信の技術者として40年以上携わり、当社の無線歴史展示室室長である太田現一郎が、同中学校の2年生に向け講演しました。
講演の冒頭。講演者から「横須賀に誇りを持っている人はいますか?」という問いに対し、挙手した生徒さんは1人でした。
横須賀に東京大学(帝国大学)工学部の礎があったこと、その上で「無線発祥の地」として歴史的に日本を支える重要な役割を担ってきたこと、
さらに光の丘が無線の世界基準を支える研究開発を40年以上支えていること、横須賀からノーベル物理学賞受賞者を輩出していることなどを知り、
それ故、横須賀に生まれ育っていることに誇りと自信を持って欲しいという強い思いで講演をしました。
講演が進むにつれ、
講演スライドを一枚たりとも見逃すまいとする目。
講演スライドには記載されていない講演者の説明を一生懸命ノートに書き写す姿。
横須賀がこれまでの歴史の中で重要な役割を果たしてきたことに強くうなずく姿。
そして、最後の生徒さんからお礼の言葉。
「横須賀に誇りを持ってこれから勉強していきます。」
私たちの想いが伝わったことが大変嬉しかったです。
それにしても、最後にメモも見ずに、講演で学んだ“すべて”をとりまとめてお礼の言葉にされた生徒さん、すごい!
大津中学校の皆さんの貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
皆さんが将来、横須賀で活躍されることを確信した日でした。