横須賀リサーチパーク(略称:YRP)は、都心からのアクセスも良好な横須賀市南部の郊外に、1997年10月に開設されました。 全体面積は約58.8ヘクタール(東京ドーム約13個分)で、丘陵地の地形を生かした基盤整備により豊かな自然が保たれ、研究開発活動に適した落ち着いた環境が整えられています。

三方が小高い丘に囲まれ、残る一方は海に向かって開かれている特徴的な地形により、実験電波が域外へ漏洩するリスクを最小限とすることができるとして、YRPは、開設当初は、電波・情報通信技術を中心としたICT技術の研究開発拠点として発展し、国公立の研究機関をはじめ、国内外の企業や研究機関、及び大学の研究室に多数ご進出頂いて参りました。その集積のメリットを生かした共同研究や産学官連携・国際連携の成果が、3G、4G、5Gの移動通信システムの実現に結び付き、更に、次世代のBeyond 5G、6Gの研究開発に繋がっています。また、スマートメーターやセンサーネットワーク等で活用される次世代無線通信規格Wi-SUNも、ここYRPで生まれました。

近年、YRPには、工業プラスチック、水素ガス、フィルター、半導体関連等、情報通信以外の新たな業種の事業所・研究所の進出が相次いでおり、更に新たな技術の誕生の期待、各方面との新たな連携・協業・ビジネス創出の可能性が高まっています。

位  置横須賀市中心部から約6km南方の「光の丘」地内
面  積58.8ヘクタール(東西約1.7km、南北約700m)
交  通京浜急行電鉄「YRP野比駅」から約1.2km
高速道路横浜横須賀道路佐原ICから約1.7km
進出企業68社・機関 (2024年4月現在)
推進組織株式会社横須賀リサーチパーク
横須賀市
京浜急行電鉄株式会社
総務省
一般社団法人YRP研究開発推進協会