2025年12月14日(日)、高校生が主催する神奈川の未来を考えるディスカッションイベント「かながわ・ゆめ・みらい」が学校法人湘南学院 湘南学院高等学校(横須賀市佐原)で開催されました。
本イベントは、社会に存在している様々な問題に対し、高校生が解決策などをプレゼンし、そして高校生がコーディネータとなって、専門家、行政、大学生など立場や年代を超えて一緒にディスカッションをし、解決の糸口を探すイベントとして3年前から開催されております。
今年度は、教育、医療、福祉、まちづくり、テクノロジー、コミュニケーション、食と健康、環境、法律、薬学、政治・経済の11分野で35テーマが発表され、(株)横須賀リサーチパークは、テクノロジー分野において、高校生が設定した「宇宙と国際社会~宇宙開発のこれからについて~」というテーマに対し、YRP無線歴史展示室室長の太田現一郎が専門的な知見を活かした伴走型の支援・指導を行いました。
イベント当日までの約1か月間、宇宙開発を取り巻く技術動向や国際的な視点、社会実装の可能性などについて意見交換を重ね、高校生の主体的な問題意識や発想を尊重しながら、プレゼンテーションのブラッシュアップを支援しました。
当日のプレゼンテーションでは、これまでの取り組みの成果として、生徒さんの高い問題意識と熱意が伝わる、説得力のある発表が行われました。
プレゼンテーション後のディスカッションには、田中洋次郎神奈川県議会議員や関東学院大学の中嶋大教授も参加され、将来の宇宙開発と国際社会の在り方について、活発で実りある議論が交わされました。

本イベントへの参加を通じて、(株)横須賀リサーチパークは、次世代を担う若者の人材育成や、テクノロジーを通じた社会課題解決に向けた取り組みの重要性を改めて認識するとともに、今後も地域や教育機関と連携し、未来を創る人材の育成に貢献してまいります。

※関係者の承諾の上写真掲載しております※