2025年6月27日(金)、株式会社横須賀リサーチパークは、無線歴史展示室 一般公開デーを開催しました。通常は、事前予約された団体のみ見学可能な展示室を、個人の方からの見学のご希望にお応えすべく「どなたでも予約無しで自由に見学して頂ける日」としたものです。

予想を大幅に上回る240名様がご来場!
当日は、予想を大きく上回る240名もの方々が来場されました。約3割が横須賀市内、約4割がその他の神奈川県内、約3割の方々が東京都などの県外からで、中には、愛知、静岡、新潟、山梨、茨城の各県からお越しの方もいるなど、関係者も驚く盛況ぶりとなりました。

日本への電信の伝来の歴史等を伝えるコーナー
三六式無線機の周りには常に人が
各コーナーに無料音声ガイドを整備

無料音声ガイドや実験コーナーも
展示室では、新たに無料音声ガイドを整備し、また通信や横須賀の歴史に詳しいガイド数名が待機して、説明や質問等に対応したほか、130年前に初めて誕生した無線通信実験等を再現するコーナー等も設けました。

スタッフも驚きの盛況ぶり
実験コーナーには常に人が
スタッフに代わって実験を解説してくださるお客様も

次回の公開は10月!
展示品の写真を撮りながら熱心にメモを取る方の姿も多く見受けられ、無線を愛好する方がこれほどまでに多いことを知ることが出来たのは、スタッフや関係者にとっても嬉しい驚きでした。次回、無線歴史展示室は、10月3日(金)~4日(土)開催予定の「YRPオープンイノベーションデー2025」の会期中に特別公開します。今回と同様、どなたでも自由にご覧いただける機会となりますので、ぜひ足をお運びください。

来場された皆様の感想
アンケート回答では、9割もの方々に「非常に良かった」「良かった」との評価をいただきました。お寄せ頂いた感想の一部を次に紹介します。

● 素晴らしく貴重な展示を見ることができ、非常に勉強になった。また来たいと思う。他の方にも勧めたい。
● 明治に電信網があったことは知らなかった。横須賀が通信の誕生に大きく関わっていることを初めて知った。
● コンパクトな展示室ながら、電信の始まりから携帯電話までの様々な長い歴史が、わかりやすくまとめられていて大変勉強になった。
● コヒーラ検波器実験コーナー等が楽しく、展示品などもわかりやすく説明して頂き、無線通信についての詳しい知識がなくても楽しめた。また来たい。
● 初期の通信機器や携帯電話の展示から無線通信技術の発展の歴史を実感できた。技術の過去を学ぶことで今後の開発にも活かせる良い機会になったと思う。

一方で、会場が混雑してしまったことにより、ゆっくりと近くで展示品をご覧になれなかったというご意見等も頂いており、今後は定員を設けることを検討する等、改善に取り組んで参ります。この度はご来場頂き、大変ありがとうございました。