第3回 株式会社エイジング ITマネジメント事業部 木村 聡一郎様 (2018年 入社)
研究者になったきっかけをお教え下さい。
子供のころは外で遊ぶことが多かったのですが、ゲーム機以外のものでコンピュータに初めて触れたときのことですが、パソコンのピンボールゲームを見たときに画面でこんなにリアルなものが動くのかと、ゲーム機とは違う衝撃を受けたことを覚えています。これが初めてパソコンに触れた記憶です。
何かモノを作って動かすものが好きというのもあって、大学は情報系の学部を専攻しました。
大学では、4輪がついた台車に自由に動く手(アーム)がついたような遠隔操作が出来るロボットの研究をしていました。
いわゆるラジコンみたいなものですが、これがなかなか難しくて、プログラムの制御で細かいアームの動きの微調整を繰り返していたことを覚えています。アームでボールを受け取ってゴールまで無事に運ぶというものでした。学校の仲間と一緒に、なんとか作りあげて期待通りに動いた時の達成感はすごいものがありました。そこで初めて使えるようになったプログラム言語はC言語です。
そのような作る経験をしているうちに、いつのまにかコンピュータを使うことに没頭するようになりました。
コンピュータを使う仕事がしたくて(株)エイジングに就職しました。当時の本社は東京の銀座にあったのですが、私が横須賀出身であることもあって横須賀のYRPを拠点にして活動しているITマネジメント事業部に配属となりました。
現在担当されている業務をお聞かせ願います。
現在は、6名で構成されるアプリケーションプログラムの開発チームに所属して活動しています。
大学の時はC言語を使っていましたが、案件ごとに使う開発言語もいろいろあったりしてC#や.NET、直近だとPythonを使うこともあります。
最近流行っているRPA(Robotic Process Automation)のように自動化するツールを作ることが多いです。たとえば、これまで手作業で複数のアプリやネットワークを介して操作しなければならなかった業務を、ツールに業務で必要なパラメータを用意してあげて実行すると、ツールが人に代わって操作をしてくれるものなどです。
プログラムを作る以外には、業務システムのサーバの運用保守も行っています。利用者の意見が窓口に集められるので、意見をもとにして今後の機能追加などにつなげることもチームで取り組んでいます。
仕事を進める上で大事にしていること、モットーなどはありますか。
一番気を付けているのは「お客様との関係」です。友達関係も同じかもしれませんけど、良好な関係を気づけていないと聞きたいことを聞きづらいですよね。相手が何を求めているのかよく相談するようにしています。プログラム開発について言うと、たとえば既存機能のことだけでなくてこんな点が改善してくると使い勝手が良くなるのではないかとか、逆にこのままだとこういうシーンの時に大変になるだろうからこんな風にしたほうが良いのではないかとか、そういう利用者目線で考えたときに考えられるようなことを相談を持ちかけられる関係を常に作っていきたいです。そのために、業務をこなすだけではなくて、雑談とか普段の会話も必要で、そういうのが蓄積されて信頼関係を作ることにつながるのではないかと思っています。
これまで仕事していて楽しかったことや、苦労されたことはありますか。
楽しかったことは、自分で作ったプログラムが動作してお客様に見せたときに「おぉっ!すごっ!」て言ってくれる時ですね。これが醍醐味ですね。達成感が半端ないです。
一番苦労したことは、アジャイル型の開発手法で進める仕事があったのですが、やり始めてみたものの当初思っていたよりも成果物のボリュームが大きくなってしまったことです。設計書もプログラムも、さらにはマニュアルまでボリュームが大きくなりました。見積もり切れなかった盲点があったわけです。そのときは仲間で相談してどうやって消化していくかを作戦を立てて対応してこなしました。一人でやれるものは少ないですがメンバが揃うと人数以上の力が発揮できて、このときほどチーム力のすごさを実感することはなかったのを覚えています。終わっただけではなく、こういう経験を今後にも活かしていきたいです。
居住地である横須賀について思うことはありますか。
私は横須賀生まれで横須賀育ちです。ずっと住んでいるので正直麻痺しているところもあるのですが、やっぱり都心と比べると自然が豊かで空気が違いますね。
スーパーや、映画館も揃っていて、生活するためにとても便利なものが揃っていると思います。私はあまり東京方面に行くことは多く無いのですが、都心部へのアクセスは京急を使っていけますね。必要時に乗換なく便利に行けますね。しかも結構早いので、そんなに遠いとも思わないです。
私はバイクが好きなんですけど、横須賀は景観が良い場所が多く、海に囲まれている地形ですし走れるロケーションがとても多いです。馬堀海岸や野比海岸など走りごたえあります。横須賀のネイビーバーガーや海軍カレーもたまに食べに行きます。どぶ板通りにも行くことがあります。聞いたところによると戦後のJAZZ発祥の地とのことで、米軍基地も近いこともあって海外の方も多く楽しんでいます。とてもインターナショナルな感じがしますね。
YRPで働いていて思うことはありますか。
環境はとても良いと思います。しかし、職場の周辺にお店がとても少ないのが残念なところです。ローズテリアの前にキッチンカーが来て、イベントを楽しめることもありますが、もっと人が増えてお店が増えてくるといいなと感じます。自動運転バスの実証実験がYRPで開催されたことがありましたが、そういった最先端の技術を身近に体験できるようなものがYRPに増えて楽しめる場所になるといいなと思います。YRPには大手の会社が多いですけど、近隣施設はとても少ないので少し不便に思います。大きな敷地を活かして、ドラッグストアとかショッピングモールなどが出来るといいなと。現在お仕事をしているビル以外にもYRPには会社が沢山ありますが、ほかのビルの方との接点がこれまで無かったので、YRPの交流会に参加して知り合いを増やしていきたいです。
今後の抱負や目標などをお聞かせ下さい。
幅広いITの知識を身につけて、お客様にベストなシステム提案をしていけるようになりたいです。
経験を積み上げて、IT技術を活かしてお客様へコンサルティングができるように目指していきたいです。
動くものを作りたいという思いで、人間ではできない部分の補助として働くロボット開発のお手伝いとか、RPAもロボットですけど、そういったIT技術の活用を目指していきたいです。
(株)エイジングは、最先端のプロダクトを取り入れ、新たな挑戦を続けています。30年という長い社歴で大手企業からの信頼は圧倒的なものがあり、共に時代のトレンドとなるプロジェクトを手掛けてきました。
近年、世界トップシェアプラットフォーム「LIFERAY」を用いた開発を事業として立ち上げました。
進出企業様との寄り添った関係を築きながら、新たなビジネスチャンスを共に探求していきます。 お互いの強みを活かして新たな成果を生み出し、未来への展望を広げるため、持続可能な成長を追求します。