2025年7月7日(月)、YRPから徒歩15分ほどの場所にある横須賀市立岩戸中学校の1年生46名が、今年もYRPを訪れてくれました。
当日は、まずYRPホールにてYRPの全体概要についての説明を受け、その後3つのグループに分かれて、以下の3か所を見学しました。

株式会社ニフコ 技術開発センターの見学
エンジン周りや内装など、自動車のさまざまな部位に使われている同社の製品を紹介いただきました。自動車の性能を支える小さな部品がどのように作られ、どれほど重要な役割を果たしているかについて、分かりやすく説明していただきました。
生徒からは、
「こんな小さな部品が車を動かしてるなんて、すごい!」
「カチッと気持ちよくはまるのが楽しい!」
などの声が聞かれました。


日本エア・リキード合同会社 化学実験デモンストレーション
岩戸中学校のすぐ近くに立地する日本エア・リキード合同会社からは、産業ガス分野で世界最大手であることなどの企業紹介に加え、
安全に配慮しつつ、液体窒素と液体酸素を使った低温ガス実験のデモンストレーションを披露していただきました。
実験では、液体窒素にバラの花やボールを入れると一瞬でカチカチに凍る様子が披露され、生徒たちは目をまるくして驚いていました。
「やってみたい人?」という問いかけに、一斉に挙がるほどの盛り上がりでした。


株式会社横須賀リサーチパーク(YRP) YRP概要説明及び電波の仕組みと無線歴史展示室の見学
電波の基礎的な仕組みについて、簡単な電波実験を交えながら説明を行った後、無線通信の発展をたどる無線歴史展示室を見学しました。
電波の仕組みを初めて知った生徒たちからは、「目に見えないのに色々と仕事をしているんだ」といった声が聞かれました。



見学を通して、生徒たちは初めて目にするものに興味津々の様子で、真剣に話を聞いたり、積極的に質問をしたりなど、好奇心にあふれた様子がとても印象的でした。
今回のYRP見学会が、教科書では得られない「発見」や「気づき」に出会うきっかけになっていたら嬉しいです。
