2024年11月12日(火)、横須賀市立沢山小学校の3・4年生がYRP無線歴史展示室を見学されました。2学年合わせて30人ほどの人数でしたが、皆さん、朝一番の「おはようございまーす!」の挨拶から、元気一杯! 小学生向けに説明の仕方や実験を工夫したこともあり、終始、「えー!」「すごーい!」との歓声が絶えない時間となりました。
冒頭、YRPが主に「研究開発」を行う場所であり、特にスマホに使われている電波についての研究を行っていること等を説明する間も、スライドのアニメーションの動きに「わ!動いた!」といった声を上げていた子ども達。その後の、電気の力についての実験や、電気が生み出す電波の実験の数々にも、「メリーゴーランドが回った!」「釘が磁石になった!」「灯かりが点いた!」「音が出た!」と、終始、楽し気な反応を見せてくれました。
展示室では最後に、YRPホールで実験した「声を電気に変える方法」である電話機の実物と、次の各展示品を見学して頂きました。
・声を電気で伝える機械は?=ベルが発明した電話機
・声をとっておく機械は?=エジソンの蓄音機
・映像を伝える機械は?=テレビ ※日本人の高柳氏が発明し、ビクター社が製作
・そして映像をとっておく機械は?=ビデオ ※ビクター社が世界基準のビデオを製作
ここでも子ども達からは「この電話、となりのトトロに出てきた!」「エジソンの蓄音機だ!」といった声があがり、新しいもの、珍しいものを見聞きした時の新鮮な喜びを素直に表してくれる姿に、職員一同、新たな力を頂いたような心持となりました。またのお越しを楽しみにしています。